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師走探訪

 

師走も押し迫った先週から今週にかけて個展やら何やらで先延ばしにしていた展示や観劇など数カ所を廻る。
先ずは忙しさのあまりしばらくご無沙汰していた数年来通っているカレーの店「Y」(教えたくない店のひとつ)SNSでも知られるようになったのか、最近は妙に外国からの客も増え待ち時間がさらに拡大。いつも待たされることに閉口しているが、ここだけは並んでも食べたい店のひとつである。なんとか年内に食欲が満たされ早めに福をいただいたようだ。

 

 

今年はリトグラフについて学ぶことが多かったが、改めて原点とも言うべき19世紀末の版画やポスターを紹介する[パリ・グラフィック] 展「三菱一号館美術館」に足を運んでみた。
ところが入館料が何と1,700円!(馬鹿げて高い!!)一瞬、躊躇したが気を取り直してさらっと鑑賞する。(笑)

リトグラフを中心に展示作品はそれなりに押さえてはいたが、解説のコメントに間違いが多く少々ガッカリする。それにしても日本の美術館の入場料は高すぎる、今だ文化的後進国「日本」の夜明けはまだまだ先のようだ。

 

 

次に向ったのが恩師 舞台美術家の朝倉摂先生の自邸でもあった「朝倉彫塑館」。
今年、開館50周年を迎えた今回の展示は、朝倉文夫先生の[猫100態] 展(ちなみにこちらの入館料は500円)日本を代表する大彫刻家の猫作品ばかりを集めたユニーク且つ新鮮な彫刻展だった。その類い稀な力量に改めて尊敬の念を抱く。
作品もさることながら、国の有形文化財あり名勝指定も受けている彫塑館そのものが何と言っても素晴らしい。今から80年以上も前(1935年)に建てられた自邸とアトリエは、門下生を育成した教育の場でもあった正に理想の館。昭和の初期に朝倉文夫先生が成し遂げた世界感はこの平成の時代にあっても尚も色褪せない。

 

そして一昨日は愚息が所属する吉田鋼太郎氏 率いる劇団「AUN」公演 [アテネのタイモン] を観劇する。
JR与野本町駅から徒歩10分程の所にある「彩の国さいたま芸術劇場」は、何だか取って着けたように佇むバブリーな建造物(建築学会賞を受賞している)で、埼玉の田舎町という立地には似つかわしくない妙に豪華な代物だった。
商業演劇まっしぐらの感がある劇団「AUN」、公演の内容については触れないがこの先何処へ向うのだろう。
来年の9月に行なわれる本公演で次は何を観せてくれるか今から期待大である。

 

 

皆様、良いお年をお迎え下さい。

 

 

 

 

 

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